今年の2月、交通新聞社新書として「鉄道落語〜東西の噺家4人によるニューウェーブ宣言」が出版されました。
噺家鉄ちゃんである東京の柳家小ゑん・古今亭駒次、大阪の桂しん吉、そして、桂梅團治の「鉄道落語」が二席ずつ、計八席。それと東西それぞれの噺家鉄道落語対談も記載されていて、かなり面白い本となっています。定価は840円(税込)。今後、梅團治の出演する落語会のロビーや受付で販売しますので、どうぞお買い求めください。
大阪のしん吉、梅團治の二人は、毎年12月に天満天神繁昌亭で「『鉄』の世界〜梅団治・しん吉二人会」という落語会をやっていて、その年に創ったばかりの新作の鉄道落語を必ず一席ずつ披露しています。その鉄道落語が交通新聞社の目に留まって、今回出版の運びとなりました。
昨秋、梅團治が炬燵に入って、愛読書の「鉄道ダイヤ情報(交通新聞社)」を見ていたら、電話が鳴ったので出てみると交通新聞社からの電話。この本を年間購読をしている梅團治は最初、「年間購読料支払いの催促電話かな?」と思ったみたいですが、よくよく話を聞いてみると出版依頼の電話。まさか、鉄道関係の本を出している出版社から落語本の依頼とは・・・もうビックリ。
さて、記載されている梅團治の「鉄道落語」ですが、この第一弾では、天満天神繁昌亭昼席でもたまに演じる「切符」と、我が家を題材にして創ったという「鉄道親子」の二席が掲載されています。本の売れ行きによっては第2弾の出版があるかも?けど、この本、書店の落語コーナーに並ぶのやら、鉄道のコーナーに並ぶのやら?
※尚、梅團治事務所での「鉄道落語」本をご購入ご希望の方は、本の送り先のご住所・お名前・「鉄道落語」の本代金とハッキリとお書き頂き、送料込みで1000円をご送金ください。
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